水道管の耐用年数をご存知ですか?!|不動産の窓口C21グッドコーポレーション

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2018年12月、改正水道法が成立しました。

水道(老朽化するインフラ)を取り巻く環境が大きく変わる?!

2018年12月、改正水道法が成立しました。法改正に至った背景には、水道を取り巻く環境の変化が挙げられます。

その一つは人口減・少子高齢化が大きな要因のようです。人口減は水需要の減少をもたらし、結果として水道料金の収入も減少してしまう事が考えられます。また少子高齢化により水の消費量の比較的少ない高齢者世帯が増えれば、逓増型(あるいは一定の増加率で増えていく契約形態)の従量料金体系を採用する水道事業者にとって水道料金収入の減少はより厳しいものになってくると予想されています。

他方、人口減は組織体制の維持にも大きな影響を与えると言われます。日本の水道事業は大半が市町村による直営のため水道事業者に人事権はなく、人口減により行政規模が縮小すれば水道職員も人員削減の対象となってきます。日本国内の水道事業の職員数は1980年代のピーク時より3割減少し、かつ職員の高齢化も進行しているようです。技術の継承問題が取りざたされていますが、今後は人材確保がより一層困難となりそうです。

もう一つは水道施設の老朽化の問題がクローズアップされています。日本の近代水道は1887年の横浜で始まり、1950年代後半から80年代までの高度経済成長期に水道は急速に普及しました。80年代にはついに給水人口が1億2千万人を突破し、2016年度末に普及率は97.9%となりました。ちなみに、今後の日本の人口は下記のような下降曲線を辿っていきますので、かなり維持をするにも大変な時代がやってくることが懸念されます。

将来の更新投資の急増は避けられません。

水道資産の約7割を占める水道管の法定耐用年数は40年

高度経済成長期から既に40年以上が経過し、インフラ更新の問題が浮上しています。水道資産の約7割を占める水道管の法定耐用年数は40年と定められ、日本全国の法定耐用年数を経過した水道管の割合は16年度末に14.8%に達しました。老朽管は今後も増えると予測されており、将来の更新投資の急増は避けられません。その為の莫大な費用捻出も求められます。

更新投資も含めすべて水道料金である

水道管(老朽化するインフラ)の更新に必要なものとは?

水道事業の経営にかかる費用の原資は、更新投資も含めすべて水道料金であることも忘れてはなりません。間違いなく言えるのは、インフラ更新の為の莫大な費用捻出の為には水道料金の見直しが求められます。以前にも書かせていただきましたが、水道料金は最大で8倍もの差が出ていますので、今後の動きに注目をしていく必要がありそうです。

水道料金引き上げを検討せざるを得ない!?

水道事業は地方公営企業法により独立採算が原則とされています

水道事業は地方公営企業法により独立採算が原則とされていますので、人口の減少傾向が続く中で投資が増えれば、水道料金引き上げを検討せざるを得ません。水道は低料金に対する強い社会的要請があるが、全国で見てみると、水道料金は最大で8倍の料金格差があるようです。

地域によって大きく違う水道料金ですが、最近は値上げがかなりのエリアで検討されているようです。

電気やガスは自由化の流れが発表され、公共料金の低下の勢いが強まっている中で、なぜ水道料金は値上げされるのか疑問にもたれる方も多いことと思います。

 
 

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