相場の調べ方ってご存知ですか?

不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)
宅地建物取引士の藤原英樹です。

●不動産の相場情報を調べる

相場を知る

ご自分で情報収集を行い方を説明します。
ご自分で情報を集めることで、ある程度の希望物件の価格的なイメージをもつことが出来ます。
ただし、ご自身のご希望物件でご自身の都合の良い情報ばかり集めてしまうとイメージが誤っている場合もありますので、
過度に先入観をもたないように注意しましょう。(笑)
価格的なイメージをつかんだら、不動産会社へ具体的な相談をするとよいでしょう。

特定の地点においての価格を調べてみる

比較的容易に入手できる個別の価格情報を物件種別ごとに紹介します。

物件種別 価格情報 実施機関 内容
土地 地価公示 国土交通省 公的機関が評価した価格 
地価調査 都道府県 公的機関が評価した価格 
土地総合情報システム 国土交通省 不動産の購入者へのアンケート調査で把握した実際の取引価格情報
不動産価格指数(住宅) 国土交通省 不動産の購入者へのアンケート調査で把握した実際の取引価格情報を基に物件の立地や特性による影響を除去して指数化したもの
新築マンション インターネット広告等   販売中の物件の売り出し価格情報 ※2
中古マンション インターネット広告等   販売中の物件の売り出し価格情報 ※2
レインズ・マーケット・インフォーメーション 指定流通機構 宅地建物取引業法に基づいて収集した実際の取引価格情報
不動産価格指数(住宅) 国土交通省 不動産の購入者へのアンケート調査で把握した実際の取引価格情報を基に物件の立地や特性による影響を除去して指数化したもの
一戸建て
(新築・中古)
インターネット広告等   販売中の物件の売り出し価格情報 ※2
レインズ・マーケット・インフォーメーション 指定流通機構 宅地建物取引業法に基づいて収集した実際の取引価格情報

指定流通機構(レインズ)で調べる

●指定流通機構(レインズ)とは

指定流通機構は、宅地建物取引業法に基づき国土交通大臣が指定した不動産流通機構で、通称「レインズ」と呼ばれています。現在、全国に4法人(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)が設立されており、それぞれの法人が担当する地域の不動産情報の交換業務等を行っています。指定流通機構による情報交換を通して、毎年10万件以上の売買が成立しています。

○不動産情報の交換


不動産会社が専任媒介契約等によって物件売却の依頼を受けた場合、その対象不動産の情報が、指定流通機構のシステム(不動産物件情報交換のためのコンピューター・ネットワーク・システム「レインズ」)に登録されます。指定流通機構は、登録された情報を他のすべての不動産会社に提供することで、最適な買い主を探すことができるよう、不動産流通の円滑化を促進しています。

○成約情報の集約

専任媒介契約等を締結した不動産会社には、登録した売却物件の契約が成立した場合、取引価格などの成約情報を指定流通機構に通知する義務があります。指定流通機構は、通知された成約情報を集約し、不動産会社に提供しています。(不動産会社に課せられた「守秘義務」を前提に提供されています。)
特に、中古物件については、近隣で行われた実際の取引価格(「成約価格」といいます)を参考に価格査定を行い、売り出し価格等を判断することが一般的となっています。指定流通機構は、成約情報を集約することで、仲介業務を受けた不動産会社が適切に価格査定を行うための環境を提供し、不動産流通市場の透明性の確保に努めているのです。

○取引情報の提供

消費者が不動産取引に関する情報収集の手段としてインターネットが多用されるようになってきている中、消費者が相場観を適切に把握し、安心して不動産取引を行える環境の整備を推進する観点から、「不動産取引情報提供サイト(RMI)」を公開しています。このサイトでは、指定流通機構が保有する、実際に売買が行われた物件の価格(成約価格)等の取引情報を提供し、検索できるようになっています。

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