誰でもわかる!木造住宅の耐震診断~耐力壁~

現地調査で壁の強さを確認して、全て合計したものが保有耐力です。ここでいう強さを持つ壁を「耐力壁」と言います。
下図は壁の構造を表したものです。

単純に耐力壁といっても、柱を挟んで両側に面材が付きます。また、壁の内部には部分的に筋交いと言われる構造材が設置されます。

1枚の耐力壁の評価は下記です。
<片側の面材の耐力>+<もう片方の面材の耐力>+<筋交いなど構造材の耐力>
各面材には耐力が下記のように設定されています。

例えばどちらの面材も石膏ボードで、3つ割り筋交いのある壁は、

<石膏ボード 1.1kN/m>+<石膏ボード 1.1kN/m>+<3つ割り筋交い 1.9kN/m>=<4.1kN/m>

という強さになります。

この壁の強さには、接合部の金物に応じた低減要素があるのですが、接合部のお話はまた後日となります。
耐震診断の現場では、各壁の面材の仕様を確認していくのが重要な作業となります。
耐震改修工事は弱い面材を強い面材に変更する工事となります。

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