南側道路物件の盲点。住まい探しの足かせになっているかもしれません...

陽当りの良い家、皆さん好きですよね。これを求める為に、南側に建物が 無い「南側道路」の家限定で探していらっしゃる方を、たまに見かけます。 予算に十分な余裕がある方であれば、それでも見つけることができるかも しれませんが、多くの方にとっては、あまり得策とは言えません。 なぜなら、希望条件を限定しすぎると、そもそも流通する(=売りに出る) 物件数に限りがあり、いつまで経っても希望の家が見つからない迷路に はまってしまうからです。 少し想像力を豊かにしてみると、どんな物件でも南側道路がベストとは 限らないことが分かります。敷地の大きさや(というよりは間口)、 都市計画の制限によって、真逆の北側道路の方が意外良いということも 有り得るのです。 南側に道路があるということは、駐車スペースや玄関も南側ということになります。 間口が広い土地であれば、玄関部分があってもその他の居室部分も南側に大きな窓を 設置することはできますが、間口が十分でない場合は、南側に大きな窓やお庭を設ける ことができなくなります。東京近郊は地価が高いので、大きな敷地面積を要する、 大きな間口の整形地は、中々買えるものではありませんよね。 一方北側道路は間取りが逆になりますから、南側が丸々居室とお庭になります。 でも、これで油断せず、もう一つポイントがあります。このような北側道路の物件の場合、 建ぺい率・容積率が何パーセントかというところがポイントとなります。ちょっと極端ですが、 例えば用途地域が「商業地域」で建ぺい率80%・容積率400%だった場合、敷地対して 大きな建物が建築できます。この場合、折角南側にLDKや居室、庭があったとしても、 隣地の建物が大きく、日が差し込みづらくなります。用途地域が「第一種低層住居専用地域」の ように建ぺい率40~50%・容積率80~100%程度であれば、隣地の建物は大きなものには なりませんから、十分に日が差し込み、良い雰囲気になることも多くあります。

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